みなさんこんにちは!かんのじです。
突然ですが、みなさん毎月いくら保険料を支払っていますか?
自分が入っている保険がどんなもので、本当に必要なものか理解していますか?
独身時代、月に2万円以上払っていた民間保険を全て解約し、
私たち夫婦(26歳、33歳)は現在必要最低限の保険にしか加入していません。
実際に解約してみて困ったこと、ひとつもありません。
やめるときはとても悩んだし、もし病気になったらどうしようとドキドキしました。
しかし、そんなこと悩むだけ無駄だったと感じるほどメリットしかありませんでした。
そして、保険を解約して1年、わかったことがあります。
- 保険は必要最低限でよい
- 大抵のことは国民健康保険で補える
- ライフスタイルに合わせて保険を見直すべき
- 保険にお金をかけるより、健康にお金をおかけた方が良い
保険をやめるだけで、固定費もかなり削減されるので、この機会にぜひ見直してみてください。
目次
独身時代の私の保険事情
最初から保険に入っていなかったわけではありません。
独身の頃はわけもわからず高額の保険に入りまくっていました。
両親も保険に入りまくっているので、それが当たり前なのだと思っていました。
母はよく言っていました。
私は、貯金が苦手だから保険でしているのよ!
子供達の学費も保険を解約したお金で支払っていたのよ!
当時の私は、母の言うことは全て正しいと思っていたので
ほー!保険に入れば自分で貯金をする必要がないのか!
もしもの時も安心だわ!
と、なんの疑問も持たず、純粋にそう思っていました…。
独身時代の保険料は毎月2万円以上
そんなわけで、保険に入ることは当たり前だと思っていた私は、
わけもわからず保険を毎月2万円以上払っていました。
- 医療保険
- がん保険
- 死亡保険
- 貯蓄型年金
小さい頃に両親がかけてくれていた保険をそのまま受け継いだものもあれば、
保険やさんに勧められるまま入った貯蓄型保険。
私が死んで金銭的に困る人ってだれだよ…。
と今なら思いますが、死亡保険に1万円弱払っていました。
高級取りでもない新卒の若造にどんだけ保険金かけてんだ…。
勧められるまま、よく理解もしていないまま、なんの疑問も持たずに毎月払っていました。
毎月2万もする大きなお買い物を言われるがままって、養分すぎる。
保険を見直し、1万5000円に!
当時は、もらったお給料は全て使ってしまう散財さに加え
宝飾店で働いていたこともあり、色々なジュエリーを買うために作った借金、
医療脱毛に歯列矯正と、実家暮らしのくせに生活はカツカツでした。
そのため、だんだんお金の管理が苦しくなり、保険のプロに相談をすることに!
そこで初めて勉強させてもらいました。
- 自分の入っている保険がどんなものなのか
- 保険にはどんな種類があるのか
- 会社によってどんな違いがあるのか
一番驚いたのは、同じ特約の保険を数種類入っていたこと。
1つでまかなえるものを、医療保険でも、がん保険でも入っていたのです。
それから、加入していた医療保険、5年ごとに値段が上がるものだったこと。
40代、50代になった時いったいいくら払えばいいのよ、と衝撃だったことを今でも覚えています。
それから、プランナーさんと話し合い、保険は1万5千円まで下がりました。
このころはまだ、保険に入ること自体はあたりまえのことだと思っていたので
減らすという考えはなかったのです。
医療保険はずっと値段が変わらないもにしたり、
同じ特約は外してもらったり、受け取る年金の時期を変えたり、たくさん相談に乗って頂きました。
保険のプロに相談したのは成長ポイントだけど、
自分で調べてから相談する、ということができていないのはダメポイント。
40点です。
そうなんです。
向こうも仕事ですから、聞かれたことしか教えてくれません。
そりゃ、保険には入って欲しいわけですから、私の要望にあった保険をお勧めしてくれます。
その保険必要なくないですか?
とは、言ってくれない。(あたりまえ)
同棲を機に再度保険の見直し!必要な保険は3つだけ
それから、ほどなくして夫と同棲を始めるのですが、
私たち夫婦揃って貯金なしの借金あり!ということで、とにかくお金がありませんでした。
どうにかして、生活費を下げないとヤバイぞということで、
2回目の保険の見直しを行うわけです。
今回はたくさん調べて、とにかく安い保険を探すぞ!と血眼でネット検索しました。
そんなある日、衝撃の言葉を見つけてしまったのです。
必要な保険は
- 死亡保険(子供がいる人のみ)
- 火災保険
- 自動車保険
この3つだけ!!
しかも死亡保険は掛け捨ての安いもので良いと。
え、うそやん。
衝撃すぎて震えました。
生命保険
こちらは、子供がいる場合のみ、掛け捨ての保険に入った方が良いです。
よく考えればそうですよね。
夫婦で2人なら、たとえどちらか死んでもどうにか生きていけるし、
自分が養わなければいけない人がいないなら必要ない保険です。
死んだらもう使えないのに
誰のために何十万も支払っていたんだろう…。
ということで、私たちは子供の予定が経つまで生命保険には加入していません!
火災保険
これは、賃貸でも持ち家でも入るべき保険です。
何かあった時にかかるお金の金額がえぐいですからね。
不動産屋さんに勧められるまま入るのは危険!
高い保険に入らされる可能性高いですからね…。
数社比較して自分に合った安い保険に入りましょう。
余計なオプションは全て外すことを忘れずに
自動車保険
こちらは車を持っている人限定です。
私たちは車所有しているので入っていますが、月の保険料は4000円程です。
- 加入するプランは対人対物、弁護士特約のみ
- 車両保険はつけない
- ゴールドカード割引
- 夫婦限定
- 26歳以上限定
車両保険、いらないです。
なぜなら事故をして保険で車を直した場合、保険料が上がってしまうから。
つまり、修理代を自分たち出払っているのと同じこと。
安くするポイントは
- 運転者限定条件
- 年齢条件
を見直すこと。
私たちあ夫婦でしか乗らないので結婚してすぐに夫婦限定に、
私の誕生日を迎えてすぐに年齢条件もあげました。
保険料は毎月2000円程変わりました。
社会保険で大抵のことは補える
必要な保険は3つだけとお話ししましたが、もしものときはどうするの?と不安になりますよね。
大丈夫です。私たちには
社会保険があるからぁぁ!!
病院代は3割負担、
大きな病気になったときは高額療養費制度を使えば、所得によって支払う金額が変わります。
年収〜370万円の人の場合
月額自己負担額の上限は57,600円
長期療養(1年間で3月以上)の場合はさらに自己負担額が減ります。
食費やベッド代などは別になるので注意!
ちなみに社会保険には5つから成り立っています。
健康保険
怪我や、病気、出産、死亡などの保障をしてくれる医療保険のひとつです。
上記で説明した高額療養費制度もこの国民医療保険のものです。
厚生年金保険
老後の生活や死亡に備えるための保障で、積み立てた金額によって老後に受け取る年金が変わります。
その他にも
- 病気やケガで障害が残った場合…障害年金
- 加入者本人が死亡した場合…遺族に対して遺族年金
などが支給されます。
雇用保険
- 失業した場合…一定期間受け取ることができる失業保険
- 厚生労働大臣が指定する教育訓練を受講し終了した場合…教育訓練給付
- 育児で休業する場合…育児休業給付
- 介護で休業する場合…介護休業給付
他にもキャリアアップ助成金や、トライアル雇用奨励金などがあります。
労災保険
仕事中や通勤中に事故に災害に会い、病気・ケガ・障害・死亡などがあったときに保証される制度です。
日本は世界の中でも保険制度が充実した国だそうです。
しかし、その制度を深く理解せず、民間の保険に入っている人が多いですよね。
国って、お得なことは教えてくれないんですよね。
自分で調べないと損をすることばかり。
まとめ
ということで、保険の見直しを徹底的にした私たちが加入している保険は
- 火災保険
- 自動車保険
このふたつのみ!
月にかかっている保険料は5000円ちょっとです。
実際一年経ちますが全くの健康体。
毎月2万を2人、1年払ったら48万円です。
それが、6万ちょっと…。おそろしい!!!!!!
病気になったときの心配をするよりも
病気にならないための対策をするほうが大事!
- 規則正しい生活
- 年に1度の健康診断
- 歯医者の定期検診
毎月何万も保険にかけていないで、その分を貯金に回しましょう!
大事なことなので最後にもう一度言います。
民間保険は3つで十分!!